前回に引き続き、白内障手術後の「矯正方法」に関するQ&Aを見ていきます。今回は、白内障手術後、「眼内レンズ」の度数が合わない際の対処法なども見ていきます。

ピントが合わない場合は、まず「2カ月程度」待つ

Q:白内障手術後、眼内レンズの度数が合わず、左右でピントの合う位置が違います。主治医には「許容範囲でしょう」と言われますが納得できません。

 

A:手術で目の度数が急激に変化したために、頭が順応できていない状態ですが、2〜3カ月すると頭の中で両目の見え方の調整ができてきて違和感なく見えるようになることが多いです。再手術は2カ月は待ったほうがよいでしょう。

 

Q:術後遠視になり、不等同視で調整に困っています。再手術を相談したところ、アドオンレンズをすすめられました。

 

A:現在もっともお困りの症状は近くを見る際に疲れるということでしょうか? 「右目はコンタクトレンズで遠くが見えるよう矯正して、近くは眼鏡で調整する」であればよいかもしれません。日本では厚生労働省の認可したアドオンレンズはまだありませんので、医師の裁量のもと、患者さんの同意を得て行うことになっています(保険適用外)。最大のメリットは乱視も矯正可能なことや、あとで多焦点レンズを追加できることです。

ものが二重に見える場合は「プリズム眼鏡」使用の手も

Q:眼内レンズの挿入術後、ものが二重に見えます。主治医の先生には「異常はない」と言われるのですが不安です。

 

A:「ものが二重に見える」というのは、目の向きが正しくない、もしくは片目の動きが十分でないために起こります。目の向きを矯正する斜視手術や、年齢的に難しいようなら、プリズム眼鏡という特殊な眼鏡でうまくいく可能性もあります。

目の悩み・疑問がスッキリ解決する500のQ&A

目の悩み・疑問がスッキリ解決する500のQ&A

小島 隆司

幻冬舎メディアコンサルティング

「白内障の手術受けるべき?」「目がかすんで見えるけど、これって病気?」ウェブ上の「眼科相談室」には、毎日全国の方々からたくさんの悩みが寄せられています。著者は、約10年間にわたって約6000件以上の質問に丁寧に答え…

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録