視力が低下した場合は「レンズの入れかえ」等で対処
Q:術後、視界のくもりは取れましたが、視力が0.15と手術前よりも悪いです。主治医によると「術後に目の中で少しレンズが動いてしまった」そうですが納得できません。
A:多焦点レンズであれ単焦点レンズであれ、術後に度数がずれる可能性は同じで手術前の白内障の程度が強かったり、眼軸長(目の奥行き)が平均から外れていたりするとその確率は大きくなります。対処法としては眼内レンズを入れかえるか、レーシックで度数を補正するかです。どちらも要手術でリスクも伴います。
運転時に光がまぶしい・・・目薬で瞳孔を小さくする手も
Q:白内障の手術時、砕いた水晶体の一部が硝子体に入り、2日後に硝子体手術を行いました。その後の視力が回復しません。
A:硝子体手術では、術後に少し出血が目の中に残ることがありますが、ほとんどの場合は時間経過とともに吸収されてきれいになります。
しばらく様子を見るようにしましょう。
Q:術後、暗い場所で視界に光が広がり、運転などがしづらいです。
A:夜間は比較的瞳孔が大きく開き、レンズの周辺からの光が影響を与えている可能性があります。症状が続くようなら、瞳孔を少し小さくするような目薬を運転の前などに使うことで対処してみてください。