睫毛乱生であれば、まつげを抜く・焼くことで治療可能
Q:逆さまつげで目やにに悩まされています。どのような治療がよいのでしょうか?
A:原因として、まつげが内側に向いて生えている「睫毛乱生」と、まぶた全体が内側を向いてしまう「眼瞼内反症」(以下、内反症)が考えられます。睫毛乱生であれば、まつげを抜く、もしくは電気などで焼いて永久的に抜くことで対処可能です。内反症の場合はまぶたの手術で改善できます。
目の違和感はドライアイなどが原因の可能性も
Q:5年前から、まつげが目に刺さり、異物が入ったような違和感と目やにがあります。2カ月に1度、まつげパーマをかけて、何とかごまかしてきましたが、我慢の限界です。眼科を受診したところ、逆さまつげとは確認できないと言われ、挙句に「整形外科で手術をしたら?」と言われるようになりました。どうすればよいのでしょうか?
A:もし、眼科での診察どおり逆さまつげが確認できないのであれば、異物感の原因は別にある可能性が高いです。ドライアイ、上輪部角結膜炎、リッドワイパー症候群など眼表面の疾患がある可能性もあります。