痛みを引かせる基本は「冷やす」
Q:起床したときに右目下まぶたに痛みと腫れがあり、すぐに眼科で診察していただきました。点眼薬と軟膏を処方してもらったのですが腫れも痛みも強くなっている状態です。痛みを少しでもひかせるために冷やすのと温めるのはどちらがいいのでしょうか。
A:基本的に痛みを引かせるのであれば、冷やすのがいいです。温めると血流がよくなってかえって痛くなることがあります。
白目部分の水ぶくれは、結膜弛緩症等が原因の可能性も
Q:1年前から右目の白目部分の下に水ぶくれのようなもの(下まぶたの内側からさらに見える位置まで少しはみ出した、縦長のもの)ができました。眼科で診察してもらったところ、何も異常はないと言われましたが、1年近くたった今でもなくなるどころか、少し大きくなってきたため、目を動かすと下まぶたにこすれてとても気持ちが悪いです。
A:お話からは結膜弛緩症もしくは結膜嚢腫という病気ではないかと思われます。結膜弛緩症は加齢とともに結膜が弛緩して眼表面の面積に対して余ってくるために、しわになってはみ出した部分で摩擦が起きて異物感などが生じます。
結膜嚢腫は結膜の下に粘液がたまる袋ができることで同じような症状をきたします。どちらも手術で症状の改善は可能と思います。