『まったく新しい「地方で起業して成功と自由を手に入れる」方法』
坂元 陽祐
出版社名:春陽堂書店
発行年月:2023年11月
岐阜出身の著者がなぜか高知で全財産50万円を投じて一人で起業。 この14年で年商2億円まで成長させた! 地方での起業はブルーオーシャンだと証明した。
・「地方には仕事がない」はウソである アンテナショップやUターン・Iターン関連のイベント、各都道府県のウェブサイトなど、自治体がいかに人集めにやっきになっているかを実態で確認しておきたい。
・僕やあなたのような「普通の人」にも起業はできる 斬新なビジネスや大きく成長するビジネスばかりが起業ではない。
大企業が手を出さないようなニッチな仕事、地味だけれど誰かがやらないと困る仕事などこそが「普通の人」にもできる起業のタネになる。
・まずは自分が食っていくことを意識してみる 起業にあたって高い志を持ってもいいが、とりあえずは「いくらあれば自分ひとり(あるいは自分と家族)は食っていけるか」を考えてみる。起業について考える上での精神的なハードルがぐっと下がるはず。
・移住先、起業する場所との出会いは縁と流れ 「どう見ても縁がなさそう」と感じたとしても、目に止まったなら何かの縁だ。すぐにはピンと来なくても長い時間をかけて縁が深まることもある。
・大事なのは強みよりも協力者 自分の身の丈にあった小さな規模で起業するからこそ周りにいる人たちの支えは決定的に重要。家族の理解を得ることや親しい友人に相談することなどを心がけよう。
・起業の場は「住みたい場所」優先で考える 下手にビジネスチャンスを探すよりも自分が住みたい場所を探して、そこでできる仕事を考えるほうがスムーズに行きやすい。旅をして「水が合う」土地を探すのがおすすめ。自治体の移住相談は「人とつながる」ことを強く意識する 相談に行く前に自分で簡単なリサーチをして、住みたい土地でつながりたい人の目星をつけておくこと。それだけで移住相談で得られる効果は何倍にもなる。
・「教えたがり」と仲よくする たくさんいる「教えたがり」に積極的に話を聞く。これだけで地方での人間関係はうまくいくし有益な情報もタダで手に入る。
・競争、営業、電話対応、オフィス……当たり前を疑う 小さなビジネスでは、競争をしても値切られやすくなるだけのことが多い。営業、電話対応、常設のオフィスに至るまで、当たり前とされているものが本当に必要なのかを疑おう。
・地方は消滅しない そして、チャンスはまだまだある。
掲載記事
[連載]地方での起業はブルーオーシャン!年商2億円・地方起業家が伝授
- 【第1回】 地方=過去とは限らない。…むしろ「地方のほうが進んでいる」ことも多々あるという“確かな事実”【年商2億円・地方起業家が解説】 2023/12/07
- 【第2回】 「一番行きそうもないところへ」年商2億円・地方起業家が〈起業する土地選び〉で重要なのは“直感を信じること”だと話すワケ 2023/12/15
- 【第4回】 【実話】「林業をやりたい」→木材屋に相談。筋違いな話だが…覚えておくべき“地方での人脈作り”の成功法(年商2億円・地方起業家の助言) 2023/12/21
- 【第5回】 「営業はいらない」「競争しても何の得もない」…地方で起業するなら疑うべき“ビジネスの常識”【年商2億円・地方起業家の助言】 2023/12/27
- 【第6回】 「どんなに努力しても、社員と目標や価値観を一致させることはできない」年商2億円・地方起業家がたどり着いた“超ドライな考え方” 2024/01/04
- 【第7回】 年商2億円・地方起業家が〈すごい人〉の話ではなく「普通の人たち」の話を聞くことが重要だと語る“納得のワケ” 2024/01/09
- 【第8回】 年商2億円・地方起業家が断言「地方が消滅することは決してない」と断言する、“ポジティブではないが明確”な理由 2024/01/11
人気記事ランキング
「親が亡くなったら、真っ先にコンビニへ走る」が新常識!相続手続きで困らないためにやるべき、たった一つのこと【税理士が解説】
「何もしない贅沢」を楽しんでいたはずが…年金15万円・貯金3,000万円の元サラリーマンが〈老後うつと資金枯渇〉に悩まされたワケ
年金月22万円の65歳夫婦が『憧れの田舎暮らし』へ…半年後、訪ねた娘が目にした〈誰も助けてくれない孤独な光景〉
俺はただの財布か…〈年金月20万円の70代夫婦〉孫の入学祝いに100万円を無心する48歳息子。断ると「ケチ呼ばわり」された75歳父が、震える声で放った“絶縁のひと言”【FPの助言】
「このまま一生面倒見るの?」貯金2,300万円の60歳姉、20年間ひきこもる54歳弟との同居に〈限界を告白〉
老後資金なんて貯めなきゃよかった…〈年金26万円・貯金3,800万円〉60代夫婦の悔恨。シニアツアーを楽しみ、4人の孫に囲まれ、幸せなセカンドライフのはずが“ため息が止まらない”理由
「親が亡くなったら、真っ先にコンビニへ走る」が新常識!相続手続きで困らないためにやるべき、たった一つのこと【税理士が解説】
【早見表】年金に頼らず「夫婦で100歳まで生きる」ための貯蓄額〈2025年最新版〉
「趣味は貯金」の85歳母が死去…遺産は3姉妹に1冊ずつの「預金通帳」に強烈な違和感。実家住まいの次女の制止を振り切り大捜索、暴かれた真実
定年退職日、職場でもらった花束を抱えて帰宅した60歳夫――翌朝、妻の「今日からお昼ごはん担当よろしくね」で始まった“予想外の生活”
老後資金なんて貯めなきゃよかった…〈年金26万円・貯金3,800万円〉60代夫婦の悔恨。シニアツアーを楽しみ、4人の孫に囲まれ、幸せなセカンドライフのはずが“ため息が止まらない”理由
「親が亡くなったら、真っ先にコンビニへ走る」が新常識!相続手続きで困らないためにやるべき、たった一つのこと【税理士が解説】
資産1億円・富裕層突入の43歳会社員。「一生困らない資産」を持ちながら築37年「家賃7万円」木造アパートで暮らし続けるワケ
「俺の人生だ、勝手にさせてくれ」年金月17万円、“空っぽの冷蔵庫とカビだらけの食パン”の部屋で…75歳父が娘に送った〈老いの意地〉
メルマガ会員登録者の
ご案内
メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。
メルマガ登録- 01/07 高市政権、トランプ2.0、日銀政策、AIバブル… 2026年「日本経済と株式市場」の展望
- 01/08 【地主の資産防衛戦略】 「収益は地主本人に」「土地は子へ」渡す仕組み… 権利の異なる2つの受益権をもつ「受益権複層化信託」の活用術
- 01/08 金融資産1億円以上の方のための 「本来あるべき資産運用」
- 01/11 <令和8年度>「税制改正大綱」最速解説
- 01/11 2026年「コモディティ」投資戦略 インフレは後退するのか…“金(ゴールド)”“原油”相場を 楽天証券経済研究所のコモディティアナリストが解説
- 01/11 <地主の相続対策> 急な相続で困らないための「資産見える化」のススメ
- 01/11 土地に稼いでもらう! 「借地権」を活用した資産運用と法的問題点 【弁護士が解説】
- 01/11 「タックスヘイブン」を使って、節税・秘匿性確保はできるのか? 「海外法人」の設立法・活用法
- 01/11 “相続の困りごと”いつ誰に何を依頼するべき? 弁護士・税理士・司法書士・金融機関・不動産業者etc. 各専門家の得意なことを知ったうえで考える「適切な専門家・士業の選び方」
- 01/11 相続税の「税務調査」の実態と対処方法 ―税務調査を録音することはできるか?
- 会員向けセミナーの一覧