書籍詳細

『地方勤務医という選択』

地方勤務医という選択

佐藤 雅司

出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング

発行年月:2019年7月

都市部に多い大規模な急性期病院での勤務は激務といわれています。時間をかけて治療をすることで、患者のQOL(生活の質)を改善できると分かっていても、効率を最優先した治療を選ばざるを得ないケースも少なくないでしょう。

また、長時間労働や多忙を極める働き方は、ワークライフバランスの崩壊をもたらします。医師も人間です。人生を充実させるには、仕事と生活のバランスをうまくとる必要があります。

時間に追われる働き方の解決策として、地方勤務医になるという選択肢があります。地方の病院には時間的なゆとりを感じながら働ける環境が整っており、心に余裕を持ちながら時間をかけて患者にじっくりと向き合うことができます。

地方勤務医になることでどのような働き方と暮らしを得られるのか、メリットだけでなくデメリットも含め、余すことなくお伝えします。

医療法人南労会紀和病院
理事長

1984年、奈良県立医科大学卒業後、同大の研修を経て紀和病院に30年間勤務。2011年、理事長に就任。呼吸器を中心に内科一般を診療。地域密着病院として、命の輝きを大切にする医療・介護を行うという理念と目標を掲げ、いつでも、どこでも、誰もが安心できる良い医療と福祉の実現を目指し、患者に寄り添いながら日々治療に当たっている。日本医師会認定産業医および社会医学系指導医。日本内科学会、日本職業・災害医学会、日本透析医学会所属。

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