『認知症の親と「成年後見人」』
永峰 英太郎
出版社名:ワニ・プラス
発行年月:2018年6月
「父は認知症、母は危篤」という大ピンチに、著者は「すぐにお金が必要なのに父親の銀行口座のお金が下ろせない」というさらなるピンチに陥る。
その後「定期預金が解約できない」「遺産相続ができない」「施設の契約もできないかも」といった不安から、勧められるまま「成年後見制度」を利用することとなる。
しかし、その後押し寄せてきたのは、煩雑な手続きと、思いもかけない出費、理不尽なルールの山だった!
「後見制度なんか使うんじゃなかった!」と思ってもあとの祭り。著者の「大きな後悔」から取材が始まった。
内容紹介
●成年後見人を立てるとこんな悲劇が!
・子供が親の成年後見人になれるとは限らない
・弁護士や司法書士が後見人になると年間20万円はかかる
・「いらない」と言ってもついてくる「監督人」
・父といっしょの食事代さえ認められない
・相続放棄も、相続税対策もできません!
・日本の後見制度は不備だらけ
●これだけ知っておけば後見人なんかいらない
・緊急時の口座引き出しができないわけではない
・認知症だからといって署名さえできないとは限らない
・介護保険の申請、施設の入所契約は家族でもできる
・キャッシュカードの暗証番号は冗談っぽく聞いておこう
・相続は親が元気なうちに遺言状を!
・買い物などの契約解除は「クーリングオフ」を使え
・定期預金と銀行の貸金庫はなるべく早く解約を
●その他の項目
・どうしても後見人が必要なとき
・遺言状の作り方
・注目される市民後見人
・家族信託とは
・任意後見制度とは
・不動産売却はどうなるか
など
掲載記事
[連載]財産の目減り、横行する不正…問題だらけの「成年後見人制度」
- 【第1回】 毎年24万円の報酬が必要に!? 成年後見「監督人」とは? 2018/08/24
- 【第2回】 後見人の自腹負担も多い!? 成年後見人制度の「お金」問題 2018/08/31
- 【第3回】 相続税対策が立てられない!? 「成年後見人制度」の落とし穴 2018/09/07
- 【第4回】 家族の事情など無視!? 杓子定規な「成年後見人制度」の弊害 2018/09/14
- 【第5回】 水面下で横行する「成年後見人の不正」…政府の取った対策は? 2018/09/21
- 【最終回】 利用者には重い費用負担…「後見制度支援信託」の問題点 2018/09/28
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