[連載]急激に加速する人民元の「国際化」その要因を探る

今年下半期に予定されているIMFの特別引出権(SDR)構成通貨の見直しを前に、昨年から人民元の国際化が急激に進んでいます。人民元を使用する機会は急増し、各国が人民元を準備通貨に組み入れ始めています。本連載ではさまざまな要因から中国が狙う人民元の国際化を解説していきます。 今回は、2022年頃までと見込まれる完全交換性の実現に先立ち、中国が進める国際化を優先する動きを見ていきます。

本連載の著者紹介

1976年、大蔵省入省。1990年、アジア開発銀行理事代理、2000年、香港理工大学中国商業センター客員研究員。2003年、アジア開発銀行研究所総務部長、2006年以降、財務省神戸税関長、財務省財務総合政策研究所次長、財務省大臣官房政策評価審議官、2010年から大和総研常務理事等の要職を歴任。2015〜21年、香港の日本ウェルス(NWB)独立取締役。一橋大学卒。香港中文大学普通話課程修了。

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