[連載]『葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな新しいビジネスモデルができた』より

急速な人口減少に伴い、様々な業界でマーケットの縮小が続いています。苦境に立たされる中小企業は、生き残りのためにどのようなビジネスモデルを築くべきでしょうか。本連載では、戸波亮氏の『葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな新しいビジネスモデルができた』の中から一部を抜粋し、新事業展開によって経営基盤強化を実現した葬儀会社の事例を紹介しながら、中小企業の生き残り戦略を探ります。

本連載の著者紹介

株式会社穴太ホールディングス 代表取締役

1969 年神奈川県生まれ。1991 年に国士舘大学を卒業後、日通商事株式会社(現:NX 商事株式会社)に入社。1994 年、祖母が設立した葬儀会社である株式会社十全社に入社し、1998 年、代表取締役に就任。翌年には生花販売を手掛けるスラタンを立ち上げ、その後、料理販売や米販売など次々と事業を展開する。2013 年には北海道に農業生産法人を設立し、新しい農業のあり方を模索するなかで6 次産業の可能性に着目。2019 年、グループ会社の基幹となる株式会社穴太ホールディングスを立ち上げ、代表取締役に就任。生産→加工→販売の一気通貫の事業を進めることにより、低売上高収益のビジネスモデルを確立することを目指している。著書に『穴太頭と穴太衆』(文芸社)がある。

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