今回は、不動産投資を盤石にする「横のつながり」の築き方を見ていきます。※本連載は、不動産投資家として成功を収めている才津康隆氏の著書『ヒアリング不動産投資』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋し、金融機関や仲介会社からの優良条件を浮き彫りにするヒアリングの重要性をご紹介します。

プライベートで食事に行ける関係を築ければベスト

ヒアリングのもっとも重要な役割は、「横のつながり」を築くことだとお話ししました。

 

「横のつながり」の築き方のコツは、まさに人付き合いと同じです。お互いの信頼関係が深まるほど、付き合い方は変わっていきます。簡単に言うと、メール→電話→会う→食事に行く→遊ぶというプロセスをたどるのです。

 

不動産投資における「横のつながり」でも、このプロセスは同じです。

 

まずは連絡を取り(メール→電話)、直接対話し(会う)、ヒアリングを通して信頼関係を深めていきます。最終的にはビジネスの枠を越えて、担当者と個人的に仲良くなれればベストでしょう。

 

実際に私も、仲介会社の担当者とはプライベートで食事に行ったりしています。なかには、家族ぐるみでお付き合いをしている方もいるほどです。それくらい仲良くなれば、「横のつながり」も自然と築かれます。いい物件があれば優先的に紹介してもらえますし、何か起きたときには率先してサポートしてくれるのです。

信頼関係が深まれば「腹を割った話」も・・・

また、信頼関係が深まれば腹を割った話もできます。それこそ、優秀な人に対しては独立を促すこともできるのです。

 

相手が独立してくれれば、実力があり、かつ自分に対して友好的な仲介会社との「横のつながり」が築けるというわけです。戦略的ではありますが、そうやって心強い味方を増やしていくのも、不動産投資においては非常に重要なことです。

 

この本を手に取ってくださったあなたは、ある程度不動産投資の経験を積んだ方だと思います。すでに「効率化」を始めている、あるいは検討しているかもしれませんが、くれぐれも「横のつながり」は意識し続けるようにしてください。心強い味方が増えるほど、あなたの不動産投資は盤石なものになります。「大変だから」とヒアリングを怠らず、「横のつながり」をどんどん広げていってください。

ヒアリング不動産投資

ヒアリング不動産投資

才津 康隆

サンライズパブリッシング

不動産投資には、効率化してはいけないことがある──。 話題作『CF不動産投資』の著者が送る待望の第二弾はヒアリング術。 金融機関や仲介会社へのヒアリングが想定外の優良条件を浮き彫りにします。 机上評価からは決し…

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