発注から利益確定・損切りまで「自動」で行える
「IFDOCO(IFO)注文」は、IFDとOCOを同時に行う注文方法です。ポジションのない状態から、指値注文を出し、さらにそこから指値注文と逆指値(ぎゃくさしね)注文を出すというものです。
例えば、「1ドル=100円」の状態で、「『1ドル=99円』になったらドルを買う」という注文を出し、さらに「『1ドル=102円』になったらドルを売る」という指値注文と「『1ドル=98円』になったらドルを売る」という逆指値注文を同時に発注するといった感じです。
この場合、「まず円高に動いて、その後、円安に動く」と予測しています。仮にその予測が当たらなかった場合、そもそも最初から円安に動けばまったく取引が成立しませんし、最初の取引が成立してポジションを持った場合、利益は3円分、損失は1円分になります。
[図表]IFDとOCOを組み合わせたIFDOCO
初心者のうちは、様々な注文方法を試してみる
IFDやOCOなど、どの注文がどのような役目をするのかは最初はなかなか覚えられないものです。最初のうちは、それぞれの注文を試してみるといいでしょう。FXは、注文方法を覚えることが利益を得ることの第一歩だといっても過言ではありません。
これらをうまく使いこなすことによって、常時パソコンに張り付いて為替の値動きを追いかける必要もなくなり、気分的にも余裕が出てくるのです。