予想は外れることも・・・損切りで被害を最小限に抑える
FXで確実に勝てる方法がないとはいえ、基本的な考え方、方法は知っておく必要があります。なかでも「損切り」はとても重要な手法のひとつです。「FXの利益は『損切り』にかかっているといっても過言ではない」という人もいるくらいです。
「損切り」とは、為替相場が予測と反対の動きをし損失が出たとき、どこでその損失を受け入れるか、つまり損失拡大を防ぐ金額をどこに設定するかということです。
為替相場が予測と逆の動きをしてしまうことはままあります。どんなにさまざまな分析手法を駆使して予測しても、百発百中で当たることはありません。大事なことは、思いがけず相場が予測と逆に動いてしまったときに、どの時点でその損失拡大を食い止めるかということなのです。
あらかじめ「損切りポイント」を決めておく
相場は上下しますから、多少、逆目に動いたとしても、しばらくすると反転して、利益が出る方向へ動くかもしれません。
その予想どおり、すぐに反転して、利益が出る方向へと相場が動いてくれればいいのですが、これも実際にはどうなるかわかりません。予想に反して、さらに損失が拡大する方向へ動くことも十分にあり得るので損切りは必要です。
損切りをすると、もしかすると利益を逃してしまうかもしれません。しかし、被害を最小限にとどめるために必要な手法なのです。
[図表]損切りができるかどうかがFXの勝敗の決め手!