波及力が高い「インターネット上の口コミ」
新たな旅行者を呼び込むために、今注目されているのは「口コミ」です。外国人旅行者が日本を訪れ、その感想をインターネット上に書き込み、その記事を見た外国人が日本に興味を持ち訪れてくれる・・・。その波及力はとても高く、無視できない存在になりつつあります。
実際に、トリップアドバイザーなどの口コミサイトには多くの情報が寄せられ、それを参考にする旅行者は非常に多くいます。「爆買い」においても、口コミが広まり、人気商品になった薬や化粧品は枚挙にいとまがありません。
日本政府も外国人旅行者へ「Facebook」で情報発信
最近では、Facebookやツイッターといった、個人が情報を発信することのできる「オウンドメディア」と呼ばれるメディアが多く現れ、全ての人が情報の発信者となることができます。特にFacebookは、世界中約12億人が利用している非常に大きなSNSです。ここでは多くの口コミが拡散されています。
JNTOなどの日本政府組織も、Facebookで外国人旅行者に向けた情報発信のページを開設しています。これからはこうした情報発信のスタイルも、通常のウェブサイトと並行して行っていく必要があるのです。
【図表】日本政府観光局(JNTO)のFacebookページ