物件探しの主流はやはりインターネットの活用
本連載では、不動産を買うための実務について話をします。
不動産購入は「物件探し」と「ファイナンス」に尽きます。この二つが揃わなければ、決して物件を買えることはありません。その2大必須事項のうち、まず「物件探し」から説明していきます。
物件探しの主流はインターネットから探すことです。代表的な収益不動産検索サイトは、「楽待」「健美家」「不動産連合隊」「クリスティ」などです。
●楽待
●健美家
●不動産連合隊
●クリスティ
まずはこれらのサイトを見て、希望エリア、人気エリア、新築物件、中古物件など様々なエリアや条件で検索を続け、相場感を養ってください。気になる物件を見つけたなら、例に出した5000万円のアパートをベースに、値段や利回りを置き換え、実際のキャッシュフローのイメージを掴んでみるのもいいかもしれません。
そして、暫定的なもので構いませんので、皆様自身の希望エリアや利回り、物件の種類などを決めてみましょう(物件の上限価格については、先に計算していただいた、「皆様の買える物件の値段」付近で設定した方が現実的です)。なんとなくでも希望条件が決まったら、この4つのサイトに登録することをお勧めします。
少しでも気になる物件は資料請求を
個人情報を掲載するのには抵抗があるかもしれませんが、登録することによって、物件探しは格段に早くて楽になります。希望条件入力後は、随時、条件に合致した物件の資料が自動的にメールで送られてきます。
条件変更はいつでも可能なので、物件を見ていくうちに考えが変わったなら、随時条件を変更していってください。尚、希望の条件を登録しなくても物件は探せますが、会社から帰宅した後にこの作業をすると大変に疲れます。
また大半の希望物件は、登録しておけば自動的に情報が届きますし、株価などとは違って日々に劇的に物件内容が変わることもありませんので、配信される情報だけで十分です。
休日に、条件変更を兼ねて、物件検索してみる程度で十分だと思います。物件を見ていくと、気になる物件が出てくるでしょう。初期の段階では勉強のためにも、少しでも気になる物件だったら詳細資料を請求してみてください。