遺産分割協議とは、相続人が複数いる場合に、相続財産を誰がどのように引き継ぐかを話し合って決める手続きです。預貯金や不動産、株式など、財産の種類に応じて分割方法を決定します。
原則として、遺産分割協議には相続人全員の合意が必要です。合意した内容は「遺産分割協議書」にまとめ、不動産の相続登記や預貯金の名義変更などに使用します。法定相続分どおりに分ける必要はなく、相続人全員が合意すれば、異なる割合で分割することも可能です。
一方、相続人の間で意見がまとまらない場合は、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てる方法があります。特に、自宅などの不動産や非上場株式のように分割方法や評価額の検討が必要な財産、相続人それぞれに思い入れのある品などが含まれると、分け方をめぐって意見が対立することもあります。
遺産分割協議は、遺産の種類や性質によって相続人同士で調整すべき点も変わるため、相続トラブルを避けるには、全員が納得できる分割方法を話し合うことが重要です。
【関連記事】
「はぁ!? 警察呼ぶよ」21歳孫、遺産分割協議書に「判を押せ!」 と迫る2人の伯母に激怒…遺産「2,000万円消失」の衝撃
突然の叔母の死で「遺言執行者」になった50代会社員、呆然…「やるべきことがわからない」「親族とも疎遠」いったいどうすれば?【司法書士が解説】
あれ、義姉さんまだいるの?…遺産分割協議の場で55歳“長男の嫁”に浴びせられた心ない台詞。気まずい空気を一変させた「夫の言葉」【CFPの助言】
「義母さんはどうせ長くないんだから」遺産9,000万円の相続協議に割り込んだ46歳・長女の夫。リビングを凍りつかせた〈外野のひと言〉【弁護士が解説】
「本当に父さんが書いたのか…?」年収420万円・58歳長男の疑念。遺産分割協議で55歳妹が差し出した「遺言書」に“強烈な違和感”を覚えたワケ【弁護士が解説】