年間約2.7万件の差押え実施…家族を巻き込まないために
国民年金は、日本国内に住む20歳以上60歳未満の人が原則として加入する公的年金制度です。会社員から独立して個人事業主などになった場合には、厚生年金から国民年金への切り替えが必要になります。
そのうえで、決められた期限内に納めることが基本です。通知を無視し続ければ、督促はさらに厳しくなっていきます。 「自分の年金だから、自分だけの問題」 そう考えていると、思わぬところで家族を巻き込むことになりかねません。 特に、国民年金保険料については、世帯主や配偶者にも連帯納付義務があります。
厚生労働省『令和7年度の国民年金の加入・保険料納付状況を公表します』によると、令和7年度に最終催告状が送られたのは16万3,419件、最終的に財産の差し押さえに至ったのは2万6,859件と、決して“脅し”ではありません。
封筒は多くの場合、青色→黄色→ピンク(赤)……と、段階的に色を変えて支払いの警告をしてきます。 ピンク色の封筒を見てから慌てるのではなく、まずは届いた時点で中身を確認する。そして、支払いが難しいのであれば、早めに相談することです。
もし収入の減少などによって保険料を納めることが難しい場合には、一定の要件のもとで保険料の免除や納付猶予を利用できる場合があります。いずれにしても、「放置しても大丈夫」なものではない、ということを念頭に、しかるべき対応をとることが大切です。
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