祖父母に5歳の孫の顔を見せるついでに、毎週末、実家近所で仕込み…年収600万円の会社員が「390万円を530万円に増やした」驚きの方法【ゴールドマンサックス出身の投資家の実体験】

祖父母に5歳の孫の顔を見せるついでに、毎週末、実家近所で仕込み…年収600万円の会社員が「390万円を530万円に増やした」驚きの方法【ゴールドマンサックス出身の投資家の実体験】
(※写真はイメージです/PIXTA)

「資産1億円」を目指すのであれば、給与以外の収入源を持つことが近道だ。なかでも不動産投資は、融資という“他人の資本”を活用できる点などから、「誰もが資産数千万円の壁を突破しやすい有効な手段」と、ゴールドマンサックス出身の投資家・小原正徳氏はいう。では、不動産投資では具体的にどこに着目すべきなのだろうか。同氏の著書『世界の超富裕層がしている 「最初の1億円」の作り方』(KADOKAWA)より、筆者自身の経験をもとに、不動産投資で取り組むべき「2つのアプローチ」をみていく。

アプローチ1.再生の錬金術

30万円のDIYで、390万円のボロ戸建てが530万円に

これは、物理的に劣化した物件(ハード)にあなたの手を加え、その価値を蘇らせる、最も分かりやすく、そして感動的な価値変換だ。

 

私が2速ギアの扉を最初にこじ開けたのは、収益物件ポータルサイトで見つけた、たった390万円のボロ戸建てだった。自己資金100万円と、銀行から借りた300万円。年収600万円だった当時の私にとって、それは清水の舞台から飛び降りるような、大きな決断だった。

 

幸運にも、その物件は私の実家の近くだった。毎週末、私は当時5歳だった息子を連れて実家に帰り、両親に孫の顔を見せながら、DIYに没頭した。外壁の亀裂をコーキング剤で補修し、土がむき出しの外構と庭に砂利を敷き詰め、洗面台横の腐った引き戸をオンデマンド製作で発注。リフォームにかけた費用は、わずか30万円。

 

それは、単なる作業ではなかった。ボロボロだったモノの価値を蘇らせ、「ありがとう」と言って住んでくれる人を想像する。自分の手で「価値」を生み出しているという、確かな手応えのある、週末だけの冒険だった。そして、その家は530万円で売れた。

 

買い手は、日本に滞在する際の拠点を探していたインドネシア人の方だった。彼らが、私たちが再生した家を見て、本当に嬉しそうな顔をしてくれた時のことを、今でも鮮明に覚えている。

 

諸費用を引いた利益は、60万円。金額だけ見れば、大したことはないと思うかもしれない。しかし、会社の給料以外に、自分の知恵と汗で稼いだこの60万円は、その後の私の人生を決定づける、何物にも代えがたい「自信」という名の黄金になったのだ。

 

 

次ページ融資条件が悪いのに「2000万円」の利益を得られたワケ

※本連載は、小原 正徳氏の著書『世界の超富裕層がしている 「最初の1億円」の作り方』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

世界の超富裕層がしている 「最初の1億円」の作り方

世界の超富裕層がしている 「最初の1億円」の作り方

小原 正徳

KADOKAWA

新NISAやインデックス投資……多くの人のお金の増やし方はどれも正しい。ですが、それだけでいいのでしょうか。年率5%で増えたとしても、1億円に届くのは数十年後です。 世界の超富裕層は、同じルートを通っていません。 …

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