定年後も同じ会社で働き続けるDさん。しかし、肩書も年収も失い、かつての部下に指示を受ける立場へと変わっていました。しかし、「部長だった自分」を手放せずにいた結果、失ってしまったものとは?

役割が変わった自分を受け入れる

「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」では、企業に対し、65歳までの雇用確保措置を義務付けています。

 

厚生労働省の「高年齢者雇用状況等報告(令和7年)」によると、雇用確保措置を実施している企業の内訳は「定年措置の廃止」が3.9%、「定年の引き上げ」が31.0%、「継続雇用制度」の導入が65.1%と、継続雇用制度が圧倒的に多いことがわかります。

 

多くの人が65歳まで働く時代。ですが、継続雇用になるタイミングで収入は大幅に減少、役職もなくなるなど、それまでと同じ条件で働けることはほとんどありません。

 

そんな状況下で健やかなシニアライフを送る鍵は、今の自分に合った役割を受け入れることです。

 

かつては「指示を出す主役」でも、60歳以降は「経験で支えるサポーター」。主役の座を後輩に譲り、一歩引いて見守る潔さ。役割が変わった自分を受け入れてこそ、今の身の丈に合った本当の自由が手に入るはずです。

 

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