年金は少ないが…「年50万円の配当」と「株主優待」というありがたい収入源
さて、そのような状況下、年金が6万円ちょっとしかないと嘆く落語家Bさんには、もう1つの収入源があります。
「それがねえ、私は若い頃から散財をせず、親の介護もあって、株をコツコツと貯めてきました。杉村先生おっしゃるところの株式貯蓄というやつですかな。これに今、救われているんですよ」と。
具体的には、現在、青山財産ネットワークス(8929)を1万株保有しているそうです。コツコツと時間(5~6年)をかけて取得したものだといいます。この間、同社株は1株を2株にする(1対2)株式分割を実施しています。すなわち、所有株数は2倍に増えたことになります。
同社株の2025年12月期の年間配当は53円(中間期20円+期末33円)を実施、2026年12月期は58円(中間期23円+期末35円)が見込まれています。
税引き前の額面で年間50万円を超える配当は、年間72万円程度のBさんの国民年金の7割強に相当する金額です。税引き後の手取りは2025年12月期通期の場合、約42万2000円と予想されます。
「極端な話、これで生活できているようなもの」です。本人いわく、「ありがたや、ありがたや」ではありませんか。
それに、同社株の場合は配当だけではありません。2025年の9月には1万株以上の株主に対し、2万円相当の高級牛肉(A5ランク)、3000円相当のマスクメロン、1000円相当のクオカードが届いたそうです。
一定以上の継続保有など条件はありますが、この株主優待はありがたいですね。Bさんは今、「株主になって本当によかった」と、しみじみ語っています。
これが株式貯蓄、株式投資の魅力でしょう。あせる必要はありません。人生は長く、リタイヤしたあとの老後は30~40年継続するのです。
今からでも決して遅くはありません。Bさんのように株式貯蓄を始められてはいかがでしょうか。
杉村富生
経済評論家
※本記事は、杉村富生氏の著書『月々10万円、年120万円がず〜っと入ってくる 毎月配当株投資』(すばる舎)の一部を抜粋したものです。記載内容は執筆当時のものであり、また、投資の結果等に編集部は一切の責任を負いません。
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