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投資の基本
■投資とは
まず投資とは何でしょうか。投資とは「利益を得る目的を持って、特定のモノに資金を投下する」ことです。より具体的にいうと「その将来を見込んで、金銭的な、あるいは経済的な力を注ぎこむこと」が投資です[図表1]。
投資の主体は「人または会社」です。投資の対象は「金融商品・不動産・あるいは特定の事業」等です。こういったモノに資金を提供して、一定期間の後、利益を得ることが投資の目的です。投資をする人を投資家といいます。
■投資のリスク
投資は「利益を得る目的で、金融商品に資金を投じる」ということもできます[図表2]。そして、投資をする人は、投資の結果としてのリターンに対して、一定の「期待」を持ってそれを決断します。しかし、未来のことは誰にも分かりません。実際に得られる結果は、期待とは異なることが多くあります。これが「リスク(=不確実性)」です。
一般的に金融商品等への投資は、結果が出るまで一定の期間、待たなければなりません。モノによっては数年かかるという場合もあります。
■国際分散投資とは
こうしたリスクを抑えるために、国内のモノへの投資と海外のモノへの投資を並行して行っていれば、国内のモノへの投資で思うように利益が出ないときに、海外のモノへの投資で利益を得ることができるかもしれません。これが「国際分散投資」です[図表3]。
■金融商品とは
金融商品には具体的に、株式会社が発行する有価証券である株式や債券、金融機関が販売する商品等があります。
■「オルタナティブな資産」とは
金融の歴史上、古くから投資されてきた株式、債券、ファンド(投資信託)、外貨預金等は主に「伝統的な資産」と呼ばれています。それに対して、「伝統的な資産」以外のものは「オルタナティブな資産」(=代替資産)と呼ばれています。このオルタナティブな資産への投資をオルタナティブ投資といいます[図表4]。
《Point》
「オルタナティブ」=代替可能な
「オルタナティブ投資」=伝統的な資産とは異なる資産への投資
■「オルタナティブ投資」の投資対象
「オルタナティブな資産(=代替資産)」とは、伝統的な資産に対する概念で、それらを代替するような資産(運用対象)という意味です。代替資産にはヘッジファンド(私募形式の投資信託)や、コモディティ(金等を含む商品)、また、これから拡大していくであろう企業に投資をするプライベート・エクイティ(Private Equity、通称PE)、創業期に近い企業に投資するベンチャー・キャピタル(=Venture Capital、通称VC)等があります。さらに不動産やリート(不動産投資信託)等も、株式や債券ではないという点で、オルタナティブな資産に含まれます。
■金融商品ごとに異なるリスクとリターン
それぞれの金融商品によって、リスクとリターンは異なります。投資は元本が保証されないため、各々のリスクとリターンを理解したうえで、どの金融商品を、どれくらいの配分で、どういう組み合わせで投資するかが重要になります[図表5]。この組み合わせのことをポートフォリオといい、金融商品の配分や組み合わせを検討することを「ポートフォリオを組む」といいます。
※ 本記事は書籍の内容を抜粋・掲載したものであり、現在の市場環境とは異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
長谷川 建一
Wells Global Asset Management Limited, CEO最高経営責任者
国際金融ストラテジスト <在香港>
京都大学法学部卒・神戸大学経営学修士(MBA)
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