不動産価値が「5倍」に大化けする物件の共通点とは?「ラ・トゥール」「森ビル」居住でわかった、富裕層が求める〈住まいの本質〉

不動産価値が「5倍」に大化けする物件の共通点とは?「ラ・トゥール」「森ビル」居住でわかった、富裕層が求める〈住まいの本質〉

「なぜ、不動産の価値が2倍、3倍、ときには5倍に大化けするのか」。そのヒントは、富裕層が重視する「情緒的価値」にありました。長年にわたり港区の一等地に身を置き、「住友ラ・トゥール」や「森ビルのレジデンス」での居住経験を持つ筆者は、富裕層ならではの物件選びの基準を熟知しています。本記事では、柳澤寿志子氏の著書『富裕層を魅了する 東京一等地不動産』(星野書房)より一部を抜粋・編集し、上流階級の知られざる感性を解説します。

「ラ・トゥール」や「森ビル」が富裕層に選ばれる真の理由…大企業役員とのご縁も生まれる〈圧倒的な住環境〉

もうひとつ付け加えると、わたし自身が住友ラ・トゥールや森ビルのレジデンスなどに居住していた経験も、この感覚を形づくった大きな要因だと感じています。

 

当時、隣に住んでいたご家族と子どもの年齢が近かったことから、自然と親しくなりました。その方はまだ若いながらも、現在は大企業の役員としてトップクラスのポジションに就いています。ご家族やご親族にも、上場企業の経営に携わる方がいらっしゃるようなご家庭でした。

 

普段の生活の中では出会うことのない方々と、たまたま隣の部屋に住んでいたという偶然。でも、その偶然がわたしにとっては非常に価値のあるご縁となり、いまも続いていることをありがたく感じています。

 

レジデンス内にはプールやスパがあり、そこで自然と入居者同士が挨拶を交わし、少しずつ距離が縮まっていくことも珍しくありませんでした。「あえてそのレジデンスを選んで住んでいる」という方がいると聞いたこともあります。

 

そこには、住環境そのものが人との出会いや関係性を生み出す場として機能している側面がありました。週末になると住民同士が互いの家に招き合い、食事をともにすることもあり、空間の使い方や家具の選び方、絵画や食器の設えを間近で見たことも、わたしにとっては非常に学びの多い時間でした。

 

 

柳澤 寿志子

不動産コンサルタント

 

 

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※本連載は、柳澤寿志子氏の著書『富裕層を魅了する 東京一等地不動産』(星野書房)より一部を抜粋・再編集したものです。

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