「ゴミだと思って捨てちゃったわ」…年金月23万円・66歳妻が押し入れ奥の“カビ臭い段ボール”を廃棄。良かれと思った〈生前整理〉が、夫婦の信頼を壊したワケ

「ゴミだと思って捨てちゃったわ」…年金月23万円・66歳妻が押し入れ奥の“カビ臭い段ボール”を廃棄。良かれと思った〈生前整理〉が、夫婦の信頼を壊したワケ

「これ、もういらないよね」――そんな判断が、夫婦関係に思わぬ亀裂を生むことがあります。断捨離や生前整理のように、「不要なものを手放す」こと自体は決して悪いことではありません。しかし、その“不要”の基準は、必ずしも共有されているとは限らないのです。良かれと思って進めた片付けが、取り返しのつかない後悔につながることも。事例から、夫婦間で見落とされがちな「最低限のマナー」について考えます。

ただの“ゴミ”に見えたから

それは、押し入れの奥にあった、古びた大きめの段ボール箱が2箱。中には、浩二さんが昔集めていたレコードやCD、本や漫画などのコレクション、ノートや雑貨など。さまざまな物が詰め込まれていました。

 

「こんなもの取っておいてどうするの? 聴いていない、読んでいない、使っていないものばかり」

 

和枝さんには、ただの“ゴミ”にしか見えませんでした。カビ臭く、場所も取る。そもそも夫がこの段ボールを開いている様子もなく、存在すら忘れているだろう。迷う理由は何もない――そう判断しました。

 

そして、先ほどの場面。「お前、まさか捨てたのか?」一瞬なんのことかわかりませんでした。

 

「押し入れにしまっていた、俺の段ボールだよ。色々入っていただろう」

 

「ああ、捨てたわ。ゴミかと思って。だって、どうせ使わないでしょ」

 

沈黙。そして次の瞬間、怒声が飛びました。

 

「なんで勝手に捨てるんだ!」

夫婦の信頼が一気に崩れた瞬間

穏やかな浩二さんが、声を荒げるのは珍しいことでした。自分自身が生きてきた思い出として残しておいたもの。捨てるかどうか判断するのは浩二さん自身の役割であり、和枝さんにその権利はない。自分が同じことをされたらどう思うんだ――。

 

浩二さんに言うことも、もっともです。浩二さんにとっては、“自分の過去そのもの”だったのでしょう。怒りは収まりませんでした。

 

それからというもの、家の中の空気は一変しました。会話は減り、食卓もどこかよそよそしい。

 

「……もしかして、本やレコード以外に、すごく大切なものが入っていたのかしら。仕分けはしたけど、細かく見てなかった。捨てなければ確認できたのに」

 

次ページ「大切にしているものを勝手に捨てた」で離婚も
カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 石福金属工業のお知らせ 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧