<やっておくと、ここがラク>
◆「できない」を「これならできる」に換えることで、
親子ゲンカにならない
◆お金のストレスを感じずに済む
「親の借金」などを肩代わりする必要はない
ときどきお金の問題を子どもに頼る親がいます。たとえば
●お金を貸してほしい
●借金を肩代わりしてほしい
などです。
実際、何かにつけて親の買い物の支払いをしている人や、「親孝行できなかったから・・・」という負い目があるからか、親の死後、親の借金を返済し続けている人が多くいます。
子どもだからといって、親に頼まれたことをすべてやる必要はありませんよ。とくに親の借金は子どもの責任ではありません。独立した人間なのだから、断ってもよいのです。もし援助するなら、いくらまでお金を出せるのか、あらかじめ決めておきましょう。
「できない」ではなく「これならできる」と提案する
たしかに、親に「できない」と言うのはつらいこと。親も、子どもを信頼してお願いしているのに・・・と傷つくかもしれません。
そんなときは、どんなことならできるのか可能性を探って、「できない」ではなく「これはできるよ」と言えることを探してみてください。
たとえば
「(お金は出せないけど)入院の付き添いならできるよ」
こんな感じですね。
できないことをわざわざ口に出して伝えるよりも、できることを教えてあげる。そうやってお互いの距離感を縮めていけるとよいですね。