(※写真はイメージです/PIXTA)

秋田県で小さな商店を切り盛りしながら、一人息子を東京の有名大学へ進学させた高橋和子さん(仮名・78歳)。「息子だけは苦労させたくない」と、自身の老後資金を削り、着るものも食べものも切り詰めて学費を出し続けてきました。しかし、月11万円の年金生活で行き詰まり、ひり出すように漏らした「助けてほしい」という本音が、息子の逆鱗に触れます。期待していた老後の支えどころか、突きつけられたのは「着信拒否」という冷酷な拒絶でした。

「子どもへの投資は、最高の老後対策」という昭和の幻想

和子さんのようなケースは、現代の親子関係で急増しています。親世代には「子どもに尽くせば、最後は面倒を見てくれる」という期待がありますが、子世代は「自分たちの今の生活を維持するだけで精一杯」という現実があります。特に都心部で「エリート」として生きる息子たちにとって、地方の親からの金銭的な訴えは、自分たちの生活を脅かす恐怖にさえ感じるのです。

 

「私は息子を立派にするために生きてきました。でも、その結果がこれです。あんなに無理をしてまで大学へ行かせなければ、今でも時々は電話で話せる親子でいられたのでしょうか」

 

現在、和子さんは地域のサポートを受けながら、一日の大半をテレビの前で過ごしています。

 

「もう、生きてる意味がわからないんです。何のために働いて、何のために自分の服一枚買わずに節約してきたのか」

 

「子どもへの投資は、最高の老後対策」――そんな昭和の成功モデルを信じ、私財を投じてきたツケが、最悪の形で和子さんに回ってきました。かつて息子と笑い合った記憶は、もはや現在の困窮を慰めるどころか、自分を追い詰める「後悔」へと姿を変えています。

 

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 石福金属工業のお知らせ 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧