カフェや飲食店で「何も注文しない同席者」をめぐり、気まずい思いをした……。そんな経験を持つ人は意外と少なくありません。親子の注文や短時間の利用なども含めた、いわゆる「席だけ利用」問題について、どう考えますか? Bさんの事例を通して見ていきましょう。 

席を使うなら注文するべきか

Bさんが経験したような出来事は、そう珍しいものではありません。飲食店の利用をめぐるこうした話題は、インターネット上でもたびたび議論になります。

 

たとえば、よく挙がるのが「子どもの注文」をめぐる問題です。親子3人で飲食店に入ったものの、子どもはまだ小さくあまり食べないため、大人2人分しか注文しないというケース。親にとっては「どうせ食べきれないから」という合理的な判断でも、店の側から見れば「席を3人分使っているのに注文は2人分」という状況になります。

 

また、こんなケースもあります。喫茶店で友人が先に座っていて、そこに「ちょっとだけ話そう」と立ち寄っただけ。5分ほど雑談して出ようとすると、店員から「お席を利用される場合はご注文をお願いします」と声をかけられ、気まずい思いをした――など。

 

こうしたエピソードをめぐっては、意見が大きく分かれます。

 

「たった数分で注文を求めるのは厳しすぎる」
「子どもにまで1人1品求めるのは現実的ではない」
 

最近は物価上昇が続き、外食の価格もじわじわと上がっています。一方で、飲食店の経営という観点から見れば、席は収益を生むための限られた資源でもあります。特に都心のカフェなどでは、家賃や人件費が高く、“席が埋まっているのに注文が増えない”状態は売り上げに直結する問題になります。

 

「席を使うなら注文するべきか」――その線引きは、思いのほか難しいのかもしれません。

 

 

 

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