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供給網のを強化する「ワン・フィリピン・グリッド」の実現
しかし、いかに発電容量を拡大し投資を呼び込んでも、電力を届ける「血管」が細ければ機能しません。比国家送電網(NGCP)は今、史上最大規模のネットワーク拡張計画を推進しています。
2024年初頭には、長年の悲願であったミンダナオ-ビサヤ相互接続プロジェクト(MVIP)が通電。これにより、ルソン、ビサヤ、ミンダナオの三主要地域が連結する「ワン・フィリピン・グリッド」が実現しました。さらにNGCPは、2026年までに総額185億ペソ(約480億円)を投じ、主要7プロジェクトを完遂させる計画です。政府系ファンド「マハリカ・インベストメント」による資金注入も決定し、公的資本の支援を受け、再エネの大量導入に耐えうる「強靭なスマートグリッド」への変貌を急いでいます。
「外資100%解禁」と「手厚い税制」で資本を呼び込み、NGCPの「グリッド近代化」で物理的な受け皿を作る。フィリピンの戦略は極めて明快です。依然として用地取得や許認可の遅れといった課題は残るものの、グローバル企業の知見と官民一体のインフラ整備が噛み合えば、フィリピンは脱炭素と経済成長を両立させる「アジアのエネルギー転換モデル」となるでしょう。
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