物件価格より注視したい「ランニングコスト」
都心部と地方都市では、住まいの考え方が変わります。都心部は地価のウエイトが高く、今後の市場動向によって価値が変動しやすいからです。地方都市でも市場動向は影響しますが、比較的緩やかな変化になると推測できます。賃貸物件は資産にはなりませんが、住んでいる期間の総支出が低いという側面からは、経済的な選択といえるでしょう。
市場動向に大きく影響を受けないのが、ランニングコストです。
売却を見据えた「出口価値」という考え方
住んでいるときは自己評価が住宅価値になりますが、他者評価で見ることもおすすめします。生涯住み続ける場合でも資産価値を理解しておくと、より住宅の魅力を感じられるはずです。
資産価値は、建物だけを見れば経年によって下がっていきます。中古物件の場合は、資産価値が低下した状態なので、将来の期待度は低いでしょう。ただし、新築時から資産価値が大きく下がっていない物件は、この先の価値も期待できます。
資産価値は、新築時の価値をどれだけ持続できるかがテーマです。一般的にマンションは戸建てより耐用年数が長いので、中古物件でも需要があります。戸建てで最も優秀なのは、やはり高性能住宅です。
このように売却市場における価値を「出口価値」といいます。住まいを長期的なコストで比較する場合、出口価値の視点も入れるとよいでしょう。

