老後を“生き抜く”覚悟
かつての肩書や年収は、今では何の役にも立ちません。それでも高橋さんは、週に一度、コーヒーを飲む小さな楽しみを心の支えにしています。
「老後って、定年後の“ごほうび”じゃなく、“第2の人生のスタート”なんだと実感しています。誰にも頼れないから、自分で立つしかない。怒られても、汗まみれでも、働けるうちは働きますよ」
日本では高齢化の進行とともに、“働く高齢者”の数も年々増加しています。総務省『労働力調査(2024年)』によると、65歳以上の就業者数は946万人と過去最多を更新。特に非正規雇用で働く高齢者の割合が高まっています。
「人生100年時代」といわれる今、老後を“支え合う”社会構造が求められる一方で、個人にも“想定外”に備える経済的・精神的な準備が欠かせません。
高橋さんのように「立ち上がる力」を持てるかどうか――それが、現代の高齢社会を生き抜く鍵なのかもしれません。
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