(※写真はイメージです/PIXTA)

フリーランスや自営業者が加入する国民年金は、会社員とは異なり、保険料の納付を自分で管理する必要があります。収入が月ごとに変動する働き方であることから、「今月は厳しい」「落ち着いたらまとめて払おう」と、支払いを後回しにしてしまう人も少なくありません。実際、厚生労働省の調査によると、国民年金全体の保険料納付率は2024年度で78.6%にとどまっています。一定数の未納者が存在するのが現状です。しかし、保険料の滞納は、将来の年金額に影響するだけでなく、場合によっては現在の生活にも影響を及ぼすことがあります。

「老後の話」では終わらなかった

高橋さんの場合、未納期間は2年以上に及び、保険料の未納額は数十万円に達していました。差押えによって、生活費の引き出しや取引先からの入金に支障が生じ、仕事にも影響が出たといいます。

 

「年金は老後の話だと思っていました。でも、払っていないと、今の生活にまで影響が出るとは思っていませんでした」

 

その後、高橋さんは年金事務所に相談し、分割納付の手続きを行いました。免除や納付猶予といった制度についても説明を受けましたが、こうした制度は、未納の初期段階で申請することが前提となります。

 

国民年金には、収入が少ない場合などに利用できる免除制度や納付猶予制度があります。厚生労働省の『国民年金事業年報』によると、保険料の免除や猶予を受けている人は、被保険者全体の約3割にのぼります。

 

また、国民年金保険料は、未納のまま放置すると、将来の老齢年金だけでなく、障害年金や遺族年金を受け取るための資格にも影響する場合があります。

 

「最初の通知の段階で相談していれば、結果は違っていたかもしれません」

 

高橋さんはそう振り返ります。

 

国民年金保険料の未納は、「忙しい」「そのうち払う」という判断から始まることが少なくありません。しかし、通知を無視し続けた結果、生活に直接的な影響が及ぶケースも現実に存在します。

 

催告や通知が届いた時点で、年金事務所に相談することが、事態を深刻化させないための最善策と言えるでしょう。

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

※本記事のインタビューではプライバシーを考慮し、一部内容を変更しています。

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録