(※写真はイメージです/PIXTA)

老後資金に余裕があるからといって、幸せな毎日が約束されるとは限りません。定年後に夫婦の時間が増えたことで「ストレスが溜まる」「価値観のズレに気づいてしまった」という声も聞かれます。生活環境の変化をきっかけに、思わぬ摩擦が起きることもあるようです。

老後生活に必要なのは“経済力”より“生活設計力”

2023年の金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査(2人以上世帯)』によると、60代の世帯の平均貯蓄額は2,026万円(中央値は700万円)。岸本さん夫妻のように、4,000万円以上の貯蓄を持つ世帯は“老後資金としては十分”と見なされます。

 

しかし、それでも幸せになれるとは限りません。老後の生活設計で重要なのは、お金だけでなく、「時間の使い方」や「互いの距離感」なのです。

 

「お金はあっても、“24時間ずっと一緒”が苦しい。これまでの人生で、“ふたりきりの時間”って、実はそんなになかったことに気づきました」(知美さん)

 

現在、岸本夫妻は「週に1日は別行動の日」と決め、お互い自由に出かける時間を作っています。

 

「近所の図書館で数時間過ごすだけでも、リセットされるんです。夫も最近はカルチャースクールに通い始めて、会話の内容も前より前向きになってきた気がします」

 

互いに干渉しすぎず、でも無関心になりすぎず。「適度な距離」があってこそ、夫婦関係はうまくいくのかもしれません。

 

老後生活は、ただ年齢を重ねれば自然に始まるものではありません。会社員としての生活から、いきなり“夫婦ふたりの生活”に切り替えるには、それなりの準備が必要です。

 

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