「モデルルームで一目惚れ」世帯年収1,700万円の夫婦、“湾岸タワマン”を購入…直面した想定外の〈近隣トラブル〉

「モデルルームで一目惚れ」世帯年収1,700万円の夫婦、“湾岸タワマン”を購入…直面した想定外の〈近隣トラブル〉
(※画像はイメージです/PIXTA)

不動産経済研究所『首都圏 新築分譲マンション市場動向 2025年10月』によると、東京都23区の新築分譲マンションの平均価格は約1億5,313万円、平米単価でも252.5万円と、高額な水準が続いています。こうした価格帯の物件は、将来的な値下がりリスクが小さいと見なされやすく、資産価値を重視する層の購入意欲を後押ししてきました。なかでも湾岸エリアは、駅近や眺望、共用設備の充実といった要素から、子育て世帯やDINKs層を中心に「賢い選択肢」と語られることもあります。しかし一方で、見た目や立地の魅力に惹かれて購入した結果、住んでから初めて気づく現実に直面するケースも少なくありません。

「住んでみなければわからないこと」

購入から5年。現在もタワマン暮らしを続けている佐藤さん夫婦ですが、

 

「正直、今なら“低層でゆとりのある物件”を選ぶかもしれません。利便性は文句なしですが、人の多さに疲れる部分もありますし、管理費や修繕積立金を含めた費用に対して“使えていない設備”の多さなどが気になってきたんです」

 

と語ります。たとえばフィットネスジムやゲストルーム、ラウンジなど、モデルルームでは魅力的に見えた共用施設も、混み合っていて思い通りの時間に使えないことが少なくないと言います。

 

「家の中で満足できれば、共用施設ってそんなに使わないんですよね……。冷静になって考えると、あれもこれも“理想の暮らし”に必要だったかは疑問です」

 

物件の購入は、人生でもっとも高額な買い物のひとつです。とくにタワーマンションは、設備や眺望といった“物理的な魅力”が先行しがちですが、実際に暮らすとなると、管理の在り方や住民同士の関係性といった“ソフト面”が生活の満足度に直結します。

 

数字や間取りだけでは見えてこない“暮らしの相性”。それを見極めるには、パンフレットやモデルルームではなく、実際の生活空間にどれだけ想像力を持てるかが問われているのかもしれません。

 

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