すべてを失い「時を巻き戻せたら」
失ったものは、家族だけではありません。離婚前後から社内で不倫の噂が広まり、特に女性社員からの信頼が失墜。保守的な社風もあり、「家庭的で信頼できる上司」だった評価が一変しました。
それでも、「彼女が自分を必要としてくれるから、それでいい」と思っていた佐々木さん。ところが、離婚を報告してまもなく、彼女の態度が急変。新しい恋人ができたと告げられ、関係はあっけなく終わりました。
レストランでの食事やプレゼント、旅行代、将来の約束――。残ったのは、寂しさと空っぽの通帳だけでした。
「何もしなければ、妻と平穏な老後を迎えられたのに。本当に馬鹿でした」
今では週末も一人。妻の手料理があるわけもなく、コンビニ弁当を食べています。貯金の半分、住宅ローン、教育費、会社での信頼、そして家族──失ったものは数知れません。
「刺激的な時間なんて一瞬。大切なのは積み上げてきた日常だった」
そう語る佐々木さんの姿は、感情に流される怖さを静かに物語っています。平穏を壊すのは、たいてい“ちょっとした気の緩み”から。後悔を背負って生きるより、今ある生活をどう守るかを考えることの方が、ずっと難しく、そして尊いのかもしれません。
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
【注目のセミナー情報】
【国内不動産】3月21日(土)オンライン開催
税理士YouTuberヒロ☆氏が解説!
年間400万円の手取りUPも!?高所得者の「所得税対策」
【国内不動産】3月28日(土)オンライン開催
