「老後にこんなご褒美があるなんて…」安心の使い道
300万円を手にした弘子さんは、すぐに派手な使い方をすることは考えませんでした。
「介護が必要になったときに備えて、少しは貯金しておきたいと思っています。あとは、お墓の準備と…せっかくなので、久しぶりに温泉旅行にも行けたらいいですね」
これまで堅実に働いてきたからこそ、「もらえるはずだったお金」をきちんと受け取れたとも言えるでしょう。
今回のケースは「ごく一部の例」ではあるものの、誰にでも起こり得る可能性がある話です。年金は自動的にすべて反映されるとは限らず、最終的に確認・請求するのは自分自身という側面もあります。
「何かの間違いでは?」と思っても、まずは一歩踏み出してみることで、“受け取り忘れていた年金”に気づくきっかけになるかもしれません。
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