俺たちは1LDKのマンションへ、この戸建ては母と妹家族に…資産家父から「物件2つ」相続した30代女性、夫が勝手に描く「まさかの活用プラン」に絶句

俺たちは1LDKのマンションへ、この戸建ては母と妹家族に…資産家父から「物件2つ」相続した30代女性、夫が勝手に描く「まさかの活用プラン」に絶句
(※写真はイメージです/PIXTA)

親の相続をきっかけに、円満だったはずの夫婦関係にヒビが入るケースは珍しくありません。ある30代夫婦は、資産家の妻の父親が遺した価値の高い不動産をめぐり「価値観のズレ」と「隠れていた欲望」が露わになり…。本記事で詳しくみていきましょう。

夫が語る「不動産活用のアイデア」に絶句

「陽子ちゃん、来週の土曜日のお客様って、友達?」

「ううん、不動産の会社の人。父が住んでいたマンションを賃貸に出そうと思って、その相談を…」

 

「あーっ、それ、ちょっと待って? その前に話したいことがあるんだよ」

「え?」

 

孝弘さんが「不動産を活用する、すごくいいアイデアがあるんだ」といって話し始めた内容に、陽子さんは思わず言葉を失いました。

 

「陽子ちゃんと僕だけだと、この家は大きすぎるじゃない? だから、お義父さんが暮らしていたマンションに、僕たちが引っ越そう」

「あそこは1LDKで、2人で暮らすには狭いじゃない」

 

「大丈夫だよ。それでこの家に、僕の母と姉と甥っ子たちが暮らせばいいじゃないか。ずっと広いし」

「……え?」

 

孝弘さんの実家は横浜市郊外のマンションです。そこには母親だけでなく、3年前に離婚した孝弘さんの姉と3人の子どもが同居していました。

 

「母と姉と甥っ子たちが横浜のマンションを出て、この一軒家に住めばすべて丸く収まる」というのが夫の理屈でした。

「家賃が5万円?」

「冗談でしょう? そうしたらこの家に、ずっとお義母さんとお義姉さんたちが暮らすの? 私たちに子どもができたら?」

「そのときはそのときだよ。おふくろと姉貴もちゃんと家賃を払うっていっている」

 

「いくら…?」

「5万円」

 

世田谷区の人気の高い駅から徒歩7分の4LDKの一軒家の家賃が「5万円」と聞いて、陽子さんは絶句しました。

 

「そんな家賃で貸せるわけないでしょう…」

「なんだよ、家族なんだから少しくらい協力したらどうなんだ。本当にお前はケチだな!」

次ページ「家族に協力する姿勢があってもいいのではないかしら?」
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