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会社設立が増えている背景
帝国データバンクの調査によると、2024年に全国で新設された企業は 15万3,789社で、前年比を0.6%上回り、集計可能な2000年以降で過去最高を更新しました。
主な要因として、次の3点が挙げられます。
①副業やフリーランスの一般化、フリーランスや個人事業主の増加
昨今では、大企業を中心に副業や兼業が広く認められつつあります。それに伴い、本業とは別に、個人事業やプロジェクトを進めるなど、会社員として安定的な収入を持ちながら、ライフスタイルに合わせて事業を行う「サラリーマン起業」が増えています。この「サラリーマン起業」に付随して法人設立の件数が増加していると考えられます。
②資金調達手段の拡充と起業リスクの低下
最近では「スタートアップ創出促進保証」など、国や自治体による経営者保証の必要がない創業支援制度などの整備が進んでいます。これが起業へのハードルを下げ、会社設立の後押しとなっています。
③税務面でのメリット・資産管理
法人を持つことで経費計上や税制面の優遇を受ける場合、節税効果が高まる可能性があります。法人を設立し、法人税の適用を受けると、場合によっては個人の所得税よりも有利になるケースがあることが世間的にも知られるようになり、それを受けて会社設立する人の増加につながったと考えられます。
会社を作るメリット
法人化によって得られるメリットは多岐にわたります。
まず挙げられるのは、収入源の多角化による「経済的安定」です。収入源が増えることで、経済的安定の向上が見込めます。
2つ目が「節税効果」です。事業に関連する支出については経費計上が可能となり、節税効果が見込める場合があります。
3つ目が「働き方の自由度の向上」です。自分の会社であれば自分のペースで事業を進められますから、ワークライフバランスを重視する方にとって特に大きな魅力になるのではないかと思います。
実際に、筆者が会社設立をサポートした方からも「会社を設立したことで信用力が上がった」「事業内容が広がった」といった声も多くあります。
サラリーマン起業で「人気の業種」3種
副業や兼業をきっかけに会社を立ち上げる人が増えるなかで、とくに人気のある業種は次の3つです。
◆IT・ウェブサービス
最も人気の高い業種は、ウェブサイト制作やアプリ開発等です。選ばれる理由は、少ない資本金で始められること、そして、職場で培ったデザインやマーケティングのスキルや知識が活かしやすいことが挙げられます。また、フリーランスやコンサル業への展開も比較的容易で、キャリア形成にもつながりやすいことも特徴です。
◆コンサルティング
ウェブサイト制作同様、コンサルティングは本業で培った自分の知識や経験を生かして収益化をするビジネスです。こちらも設備投資がほとんど不要で、パソコン1台から始められる点も魅力です。
◆清掃・ベビーシッター業
地域密着型の仕事で安定した需要があり、比較的少額で始められるため人気があります(ベビーシッター業は行政への届出等が必要な場合があります)。
会社を設立することで、収入の安定性や自由度を高め、将来の可能性を広げることができます。ただし、資本金の設定や業種選びなど、慎重な計画は欠かせません。会社設立に関する困り事、相談したいことがある場合は専門家に相談しながら進めることをおすすめします。
加陽 麻里布
司法書士法人永田町事務所 代表司法書士
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