老後資金は「持ち方」も重要
そこで今、少しずつでもアルバイトを検討しているといいます。コンビニやマンション管理人など、70代でも働ける場所はある――そう思って求人情報を探す日々です。
「2000万円あっても、それが『老後を乗り切れる額』とは限らない。年金でギリギリ、貯蓄はすぐ減る。改めて、老後は“持っているお金”じゃなく、“使い方とリスク管理”が大事なんだと痛感しました」
老後資金は、「いくら持っているか」だけでなく、「どのように使い、どのような備えをするか」が問われる時代です。平均寿命の延伸や医療費の増加、想定外の出来事など、生活環境は刻々と変化します。「老後2,000万円」はひとつの目安にすぎず、それをいかに長く持たせるか、どのように支え合うかが、今後の高齢社会ではますます重要になっていくでしょう。
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