(※写真はイメージです/PIXTA)

親から「年金だけでは生活が苦しい」といわれれば、多くの子どもはサポートしようとするだろう。しかし、実態は「聞いている話」と少々違っているケースもあるようだ。簡単ではない「肉親への支援」の実情を見ていく。

「お義姉さんには本当によくしてもらって…」「え?」

ある土曜日の午後、陽子さんのスマホに弟のお嫁さんから電話があった。母親が自宅で転倒し、念のため入院することになったというのである。

 

「お医者さんがいうには大したことはないそうなのですが、少し痛みがあるということで、念のため2、3日入院することになりました」

「連絡くださってありがとう。私、手伝いに行かなくて大丈夫?」

 

陽子さんがお嫁さんに気を使うと、お嫁さんから意外な言葉が飛び出した。

 

「普段から、お義母さんとお義姉さんには本当によくしてもらって…。申し訳ありません。今度、きちんとお礼を…」

「…え?」

 

話を適当に合わせて聞いてみると、甥姪たちへの教育費のサポートという名目で、母親と陽子さんから毎月5万円の援助がされているというではないか。

 

「私が母親の生活費として振り込んだお金、全部弟の子どもたちに流れていたようなんです…」

次ページ理由を問い詰めるとまさかの逆切れ

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