(※写真はイメージです/PIXTA)

下流老人、老後破産…なんとも辛い言葉が多くなった昨今。本記事では、厚労省「2024年 国民生活基礎調査の概況」より日本人の所得について見ていきます。

医療費負担を下げて「現役世代の負担を軽く」しても…

現役世代の家計もまた厳しさを増しています。

 

内閣府が家計調査をもとにまとめた経済諮問会議の資料によると、直接税や社会保険料の負担が最も重いのは45~54歳で、実収入の約20%が引かれている計算になります。

 

かつて2006年ごろには、勤労者世帯の社会保険料は月4万円程度でしたが、2019年には5万5,000円まで上昇。つまり、時代が違えば、同じ収入でも手取りは今よりはるかに多かったのです。

 

超少子高齢社会を迎える日本では、今後も社会保険料や医療費の自己負担が下がることは考えにくく、日々の生活だけでなく、老後の負担にも直結する問題となっています。

 

こうした背景から、最近では「NISA」や「iDeCo(イデコ)」などの制度を活用した資産形成への関心が高まっています。

 

かつては「日本人は投資が苦手」とも言われてきましたが、社会構造の変化とともにその意識も変わりつつあります。大きな金額を動かすのではなく、少額からの長期投資というスタイルであれば、知識がなくてもスタートは可能です。

 

「投資はなんだか怖い」と感じる人も、まずは情報収集から始めてみることが、将来の備えにつながる第一歩になるかもしれません。

 

 

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