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命の危険があるところに魅力は感じない
いろいろな人に質問を投げかけているうち、合点のいく回答に巡りあった。その人はこう言ったのだ。
「命の危険があるようなところには行きたくない。そんなところに魅力は感じない」
もちろん、野生動物の生態に詳しいガイドが同行するサファリツアーが命の危険に直結するようなことは、一般的にはあり得ない。
だが、そうは言うものの、アフリカのラグジュアリーロッジは、ありのままの自然との共存を第一に考える。その結果、必ずしも快適でないことや、100%の安全を担保できない状況もおきる。だからこそ、宿泊するだけで免責同意書にサインをする必要も生じる。
つまり、ゼロリスクではないということだ。それがすなわち、多くの日本人のラグジュアリートラベラーにとっては「命の危険」を感じる部分であり、受け入れがたいと感じるところなのだろう。
山口 由美
作家
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