残クレ最高だよ…年収3,000万円・貯金残高1億円の50代エリート社長が「残クレ」で「アルファード」を購入した“納得の理由”【税理士の助言】

残クレ最高だよ…年収3,000万円・貯金残高1億円の50代エリート社長が「残クレ」で「アルファード」を購入した“納得の理由”【税理士の助言】
(※写真はイメージです/PIXTA)

最近なにかと話題の「残価設定ローン(残クレ)」。月々の支払額が抑えられることから、収入・資産に見合わないほどの高級車を購入する人も少なくないようです。そのようななか、現金一括購入が可能でありながら、“あえて”残クレを選択する人も。その理由と残クレの仕組み、メリット・デメリットについて、具体的な事例をもとにみていきましょう。宮路幸人税理士/CFPが「節税」の視点を交えて解説します。

理解していればいいが…残クレが増えた“危険な背景”

残クレを選択する人が増えた背景として、近年の中古車市場の高騰が追い風となっています。

 

特にアルファードやランドクルーザーなど値崩れしにくい高級車に多い印象です。これらの車種は需給のひっ迫から一時“プレミア価格”となっていたため、「実質タダで乗れる。上手くいけば儲かる」と考えた人が、資金に余裕がないまま残クレを利用する、というケースが増えたと考えられます。

 

ただし、中古車市場の変動や車両の状態(走行距離や故障・損傷)によっては損失が出るリスクもあるため、上記のような期待を抱いた安易な購入はお勧めできません。

 

Aさんのような資金に余裕がありながらも残クレを選択する人は、手持ちの資産を投資や他の運用に回し、車のローン金利以上のリターンを狙う人が多いです。

 

Aさんは「現金で買うより、投資で増やした方が得」と考え、年5~7%のリターンを目標に運用しています。

 

また、社用車として購入すれば、燃料、保険、車検などの費用を経費計上できるメリットも。Aさんは「リセールバリューを気にせず好きな車に乗れて、3年ごとに最新モデルに乗り換えられる。残クレは最高ですよ」と笑顔で語ります。

残クレが“向いている人”とは

車の使用頻度が少ない人

週末のみの使用など、走行距離が少ない場合、残クレの走行距離制限(例: 月1,000km)に収まりやすく、追加料金のリスクが低いです。

 

反対に、地方などで普段からよく車を利用する、定期的に長距離走行の予定がある人などは向いていないでしょう。

 

高頻度で新車に乗り換えたい人

契約満了時に新たな残クレで新車に乗り換えられ、まとまった出費を抑えつつ最新モデルを楽しめます。最新技術やデザインに魅力を感じる人にとっては有効でしょう。ただ、もちろんその場合も自身の資産状況を勘案して判断する必要があります。

 

賛否両論のサービスだが…

残クレについては、近年YouTubeやSNSを中心に賛否両論が飛び交っているサービスです。

 

特定の人には確かに魅力的ですが、仕組みを理解せずに契約すると、残価精算時に高額な追加支払いが発生するリスクもあります。契約前には、金利、走行距離制限、維持費を慎重に検討し、自分に最適な購入方法を選びましょう。

 

賢く使えば、残クレは夢の車を手に入れつつ、資金を有効活用する強力なツールになります。Aさんのように、ライフスタイルと資産運用を両立させる戦略を取り入れることで、車購入がよりスマートな選択になるでしょう。

 

\11月29日(土)-30日(日)限定配信/

税務調査を録音することはできるか?
相続税の「税務調査」の実態と対処方法

 

富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>カメハメハ倶楽部<<

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

宮路 幸人

宮路幸人税理士事務所

税理士/CFP

※プライバシー保護のため、登場人物の情報は一部変更しています。

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録