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老後まであと5年…いまから巻き返す3つのステップ
一般的に、老後の生活費は夫婦2人で月25万円前後が必要といわれています。清水さん夫妻の年金受給額が合計で18万円程度の見込みのため、月7万円の不足分をどう補うかが重要です。
清水さんのように、退職金が1,200万円程度見込まれるケースでも、貯蓄と合わせて1,500万円に届くかどうか。しかも、その大半を一括で使ってしまえば、その後の生活に大きなリスクが残ります。
では、いまからでも巻き返しは可能なのでしょうか。筆者が提案したのは、次の3つの対策です。
1.家計の共同管理をいますぐ始める
「任せた」ではなく、「一緒に考える」体制に切り替えることが第一歩です。予算の見直し、毎月の支出の内訳、固定費と変動費の洗い出しなど、夫婦で“見える化”することから始めます。
2.毎月の貯蓄を仕組み化する
給与口座から強制的に5万円を別口座へ自動振替するなど、積立の仕組みを導入します。仮に毎月5万円を5年間貯めれば、追加で300万円の確保が可能です。
3.iDeCo・成長投資枠付きNISAの活用
2024年から新NISA制度がスタートし、年間360万円の非課税枠があります。リスクを抑えたバランス型や債券比率の高い投資信託を活用すれば、長期的に年3〜5%の利回りを目指すこともできます。また、清水さんは60歳まで企業年金(確定拠出年金)も継続しているため、そちらとの連携も視野に入れたアセットアロケーション(資産配分)が重要になります。
「自分は大丈夫」がいちばん危ない
清水さんは、筆者との面談の最後にこうつぶやきました。
「自分はちゃんと貯めてきたと思ってた。でも、知らないうちになにも準備してなかったことになっていたんだな。気づけてよかったよ」
老後資金の不安は、収入の多寡だけでは測れません。「把握していない」「任せきり」という状態が続くほど、思わぬ落とし穴に気づけないまま時間が過ぎてしまうのです。
人生100年時代。「いまさらじゃ遅い」ではなく、「いまからでも間に合う」を実現するには、まず現実を直視することから始めましょう。
波多 勇気
波多FP事務所
代表ファイナンシャルプランナー
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