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「生きがい」は老後の生活を豊かに
年を重ねることの利点はなんといっても、若い頃と違って知識と経験をたくさん身につけてきていることではないでしょうか。知識と経験を備えた私たちは、老後という新たなステージに入り、これから自分が本当にやりたいことに専念できるのです。定年後は、時間的にも精神的にも余裕が生まれます。これまで長い間、我慢してきたり、後回しにしたりしてきた、本当にやりたかったこと、好きなことに取り組める絶好の時期ともいえます。
「あれもできない」「これもできない」ではなく、「あれもしよう」「これもしよう」と、どんどん、自分が好きだったことを追求していきたくなるはずです。これこそが、老後を豊かにし、健康長寿につながる「生きがい」を育むきっかけとなります。
「生きがい」と聞くと、何か大きな目標を持たなければいけないと思うかもしれませんが、小さな喜びや楽しみでも十分です。「毎朝、お気に入りのコースを散歩する」「新しい料理に挑戦してみる」「友人との会話を楽しむ」そんな日々の中の小さな習慣が、意外にも心の支えになってくれます。
調査対象は全国の60歳以上の男女4,000人。調査時期は2021年12月。
調査対象は全国の60歳以上の男女4,000人。調査時期は2021年12月。
内閣府の調査によると、60~70代の人のうち7割以上の人が、なんらかの生きがいを感じていると答えています。
「孫など家族との団らんの時」「おいしい物を食べている時」に続いて、「趣味やスポーツに熱中している時」「友人や知人と食事、雑談している時」などさまざまな場面で生きがいを見つけているようです。
しかし、「生きがいってなんだろう」と改めて考えたことがない人も多いのではないでしょうか。健康やお金のことは老後を迎える前から準備をする人が多い一方で、「自分の楽しみや心の拠り所をどう作るか」は後回しになりがちです。
