個人が情報発信できる場は数多く存在する
インターネットを使い、レバレッジの効力を存分に発揮させるためには、インフルエンサーになるのも1つの鍵になります。
インフルエンサーとは、影響力のある人。カリスマや、一種の宗教にも近いでしょう。とはいえ堅苦しいものや胡散臭いものではありません。
多くのファンの心をつかんで離さないアーティストといえば、あなたはどんな人が浮かぶでしょうか。人物が誰であるにせよ、その人たちは一流のインフルエンサーといえます。その人の出す作品や話す言葉一つひとつに既存のファンは酔いしれ、新たなファンを生み出します。
極端な話、妄信的な信者を生み出しているインフルエンサーが、「私は毎日この歯磨き粉を使って歯を磨いています」と一言、ブログやツイッターや公の場で話せば、多くのファンは同じものを使いはじめるかもしれません。インフルエンサーにはそれほどの影響力があります。
インフルエンサーになれるのは一流のアーティストや経営者だけ、なんてことはありません。地方に住んでいる平均より低い手取りのサラリーマン、都内に住むごくありふれた家庭の主婦、家に一日中引きこもっている無職の人だって、インフルエンサーになれる可能性を秘めています。
最近ではYouTuberの台頭が目立ってきました。動画配信サイトのYouTubeで自作の動画を作成し、たくさんのユーザーに見てもらいファンを増やす。広告収入や商品を紹介したことによる紹介料で彼らは稼ぎを得ることができています。これらもインフルエンサーだからこそなせる技。
彼らYouTuberは、ほんの少し前まではほかの人たちと変わらない一般人でした。しかし動き出し、試行錯誤しながら、インターネットのレバレッジをフル活用し、影響力のある人へと成長したのです。
個人で有効に使えるメディアはYouTubeだけではありません。Facebook、Instagram、ブログやメールマガジンなどなど。インフルエンサーになるための活躍の場はいくらでも存在します。自分に合った方法で、ファンを獲得する術を磨いていきましょう。
ターゲットを明確にし、必要とする情報を日々発信
インフルエンサーとなってファンをつくるため、常に見据えておきたいのがターゲット設定です。ターゲットがほしがっている情報を日々発信することで、あなたの情報を心待ちにするファンができて、インフルエンサーになるためのステップを着実に上がっていくことができます。
たとえば、化粧品の紹介と販売をしたいなら。ターゲットは女性です。さらに絞って、お肌の荒れが気になってきた30代としてみましょう。
「彼女たちが喜んでくれる情報を配信しよう。身近なものでできる簡単な肌のお手入れ術は何だろうか。普段何気なくしていることがお肌へダメージを与えていたりしないだろうか。それらを日々伝えていこう」
ターゲットさえ絞れていれば、インフルエンサーになるために必要な知識や情報を特定することができます。ターゲットが「ここには貴重な情報が集まっている」と気付けば、共感してくれるファンは着実に増えていきます。影響力が高まった中で商品のアピールをしていけば、手に取ってくれる人も出てくるでしょう。
化粧品だけでなく、あらゆるコンテンツやサービスにとって、インフルエンサーの存在は欠かせません。
ターゲットを明確にする。ターゲットが喜んでくれることを与え続ける。ファンを増やしていく。独立してビジネスを成就させたいなら、このステップで、影響力の高い喜ばれるサービスを構築していきましょう。