効率的な販売のためにインターネットを活用
個人で事業を起こし安定して収入を得る上で、インターネットの活用は欠かせません。新しい事業に取り組むとき、すでに参入して地位を確立している競合会社や、資産規模で大きく上回っている大手企業に打ち勝つためにも、やはりインターネットを使わない手はありません。
インターネットが与えてくれた希望は、仕組みさえしっかりしていれば個人でも大きな収益を生み出せるという点です。
コンサルタントに100万円を払ってネット産業に参入し、いきなり大失敗し大損したと前回お話ししました。諦めの悪い私は、インターネットを使って収益を得る方法がないか、さらに情報収集と実践を繰り返しました。もちろん、派遣の仕事をしながら。
暗中模索の中で出合えたのが、自分が集めた情報やもっているノウハウを一冊の電子ファイルにまとめ、情報商材としてインターネットで販売する方法でした。知ったきっかけは、当時全盛を迎えていた「mixi」というソーシャルメディア。mixiを通じてある方に教えを請い、さっそくトライする日々でした。
最初につくったのは恋愛テクニックをまとめた商材。古本屋を巡って恋愛に関する本を集め、片っ端から読み込みエキスを抽出、自分のもっている恋愛経験と解釈を盛り込んで一冊に仕上げました。
販売を成功させる上でコンテンツの中身そのものはもちろんですが、それ以上に販売方法も十分に考えねばなりません。
個人で販売し、たくさんの人に知ってもらうための、効率のいい方法とは何か。まさか一軒一軒訪ねて回って「いかがですか」と売り込むなんてことをしていたら、いつまで経っても生活は成り立たちません。やはり活用すべきはインターネットです。
情報商材を扱うサイトに登録して販売。ただ置いておくだけでは見向きもされないので、広告を用いてたくさんの人に知ってもらう機会をつくります。
アフィリエイターと呼ばれる、コンテンツやサービスを紹介してくれる人たちにお願いして、商材を宣伝してもらいます。自分のブログも立ち上げてアピールし続けました。
最初は思うように売上が伸びませんでしたが、3カ月目あたりからジワジワと買ってくださる人が出てきて、最大で月80万円まで稼げるようになりました。
まずはインターネットを使った収益化を考えてみる
これほどの成果を出すことができたのは、インターネットのおかげです。方法を伝授してくれた人、販売を手伝ってくれた人、広告を掲げた場所、販売に関するすべての要素がインターネットの賜物でした。時間や場所は関係なく、誰でも平等に、安定して収入を得られる。これがインターネットの素晴らしいところです。
自分の好きなことや得意な分野があって、それを活用して収入を上げたいと思うのなら「インターネットの力を使って収益化できないか」を念頭に置いてください。
いまでは簡単にインターネット上でショップを開けます。イベントやセミナーの開催を告知し、集客することもできます。営業のメールやメッセージを送ることも可能です。どんな仕事も、インターネットに結びつけることができます。
あとはその人の使い方次第。分からなかったり苦手だったりむずかしいと感じたら、誰かに頼めばいいのです。仲間を増やすことが大事であることはこれまでに伝えていますし、増やし方についてもお話ししました。それらを駆使し、インターネットで収入を跳ね上がらせてください。