失ってしまった「お金に換えられないもの」
実家には月3万円を入れるだけで、給与とボーナスの大半を貯蓄。それと投資の利益によって、32歳で3,000万円を達成したAさん。まだ確実に人生安泰とまではいえないものの、このままいけば早期退職だって夢じゃない。そんな金額です。
しかし、その裏でAさんが失ったものが。学生時代からの友人たちです。
Aさんにとってお金=趣味のようになっていたため、お金のことで常に頭がいっぱいの状態。友人に会っても「行きたい店ではなく安い店」「1円単位の割り勘」。それでも「お金がない」が口癖のAさんに対して友人たちは何も言いませんでした。
ところが、3,000万円の大台を突破して嬉しい気持ちが、つい飲んでいるときにポロリと出てしまいます。
「俺は小さなマンションをキャッシュで買えるくらいの貯金があるから」
それを聞いた友人たちは、その場では「本当に?」「お金がないフリしてたのか」と笑っていたものの、その後グループLINEでの連絡が途絶えました。
Aさんが友人の1人に連絡をとってみたところ、こう返信が。
「いつも金がないっていうから、言えない事情があるのかと思ってお前と会うときはそれに付き合ってあげてたんだよ。それなのに……ケチすぎて引いたわ」
食事をしたり遊んだりする中では、友人たちが「ここは俺が払うよ」「今日は俺が多めに出すよ」と言ってくれる時もありましたが、Aさんがそう発言したことは一度たりともありません。友人の好意に甘えながら、密かに「得した」と考えていたことは確かでした。
節約を重視するようになってからのAさんは交友関係も狭く、学生からの友人たちはかけがえのない存在でした。ですが、資産形成に夢中になるあまり、損得勘定なしで付き合えなくなっていたのでしょう。
時々「海外旅行に行こう」といった誘いもありましたが、それも浪費になると断っていたAさん。振り返れば、そうした経験や思い出こそがお金以上の財産だったことにも気づきました。
お金に換えられない存在、時間を失ってしまったと後悔しきりだといいます。
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