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ネット証券がIPO投資を提案しない理由
マサニーさん
資産1億円の億り人なら努力で誰でもなれると言ったよね。だから、まったく縁のない話というわけではないと思うよ。ところで、君はネット証券を使っているの?
新米投資家
もちろん!
マサニーさん
証券会社を選ぶ時に「大手証券なんてやめとけ、ネット証券がいい」という人は多いよね。実際に僕も、投資初心者にはネット証券がおすすめだよ。手数料が安いし、資産残高に対してポイントが付いたりもするからね。ただ、ある程度の資産が貯まったら大手証券もいいと思う。ステップアップするようなイメージだね。
新米投資家
どうしてネット証券ではIPO投資の提案をしてくれないんだろう?
マサニーさん
まずは新規上場の仕組みを簡単に説明するね。会社が新規上場する時は、証券会社のサポートを受けるんだ。ここでサポートを行う証券会社を幹事証券という。中心となってサポートする証券会社を主幹事証券といい、主幹事証券は上場した際に引き受ける株数も多い。
新米投資家
スタートアップ企業が少し成長すると、証券会社がサポートすると、聞いたことがあるかも。
マサニーさん
新規上場するための準備には何年もかかる。そして、一般の経営者ではとても準備することはできない専門的な領域なんだ。そのため、証券会社がサポートに入るってことなんだよね。
新米投資家
そうか。それが何年かすると、新規上場というかたちでIPO株が販売される、と。
マサニーさん
そう。そして主だったIPO株の主幹事は大手証券会社なんだよ。だから、大手証券会社の方が手持ちのIPO株が多いってこと。
新米投資家
なるほど! やっぱり老舗の大手証券会社の方がネット証券より強いのか。
マサニーさん
2022年にはIPO社数は91社あったんだけど、それを受け持つ主幹事証券の比率は大手4社の証券会社が7割以上を占めていたんだ。IPO全体の主幹事証券の比率を見ると大手4社で74%、ネット証券のSBI証券が13%、その他の証券会社が14%となっている。
ネット証券だと、取り扱っている枠が少ないのに購入したい投資家はめちゃくちゃ多い。競争が激しくて抽選になるというわけなんだ。
新米投資家
ネット証券人気があだになっていたのか〜。
マサニーさん
だから、大手証券会社に口座を持って資産をたくさん預けていると、向こうから話が来ることがあるんだよ。1億円を預けていると新人の営業担当がついて、5億円、10億円となると営業を担当する人のクラスが変わる。だから、1億円を持ったところからがスタートだね。
新米投資家
ひょえ〜、全然知らない世界の話で面白い。
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