購入の流れをつかみ実践してみよう
SBI証券の場合、金額買付、口数(くちすう)買付、積立買付が可能です。一度だけ購入する場合は金額買付または口数買付を選びます。毎月コツコツ買っていくといった場合には積立買付を選択してください。その後、目論見書を確認し、問題がなければ【同意して次へ】ボタンをクリックします。
金額買付を選んだ場合には、購入金額を設定しましょう。また、分配金を受け取る場合は「受取」、受け取る分配金を再投資に回す場合は「再投資」を選択してください。中長期投資の場合は再投資を選んだほうが複利効果を期待できます。
最後に、取引パスワードを入力し、注文確認画面にて再確認を行って購入する流れになります。なお、売却の場合は、保有する投資信託から売却ボタンを選択することで売却できます。売却の場合には、全部売却するのか、一部売却するのかを選択可能です。
● 購入したい投資信託を決め、口座に入金する
● 金額など購入内容を決め、購入を実行する
分配金の出る投信は特にトータルリターンを確認する
投資信託における実際の利益がどれくらいかを考えるには、トータルリターンの考え方を理解する必要があります。トータルリターンとは、投資家が投資した投資信託の運用成績を示すもので、受け取った分配金(税引後)の合計と売却益(手数料等差引後)を足し合わせて計算します。このトータルリターンがプラスとなっていれば、実際に利益が出ていることを意味します。
また、分配金が出る投資信託は基準価額が下がり、当初の購入金額に比べて保有する投資信託の評価金額が下がることがあります。受け取った分配金を考慮せずに投資信託の評価金額を見ると、大きくマイナスになることがあるということです。しかしこれは必ずしも損失というわけではありません。
受け取った分配金も考慮し、利益が出ているかどうかを確認しましょう。
伊藤 亮太
スキラージャパン株式会社 取締役
ファイナンシャルプランナー
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