商業不動産、今が狙い目?
私は主に居住用不動産の売買を専門としていますが、縁あって小規模な商業用物件の販売を手がけることになりました。その物件は、1階が倉庫やオフィススペース、2階にはキッチンとバスルームがあり、居住も可能な「ワーク&ホーム型」の物件です。
しかし、昨年のマーケットは鈍化しており、価格交渉が難航。何度も契約が成立しかけては破談になりました。「もう無駄足だ」「売値が高くないから収益も少ない」「エリアが遠くてガソリン代も時間もかかる」と思うこともありましたが、諦めずに動き続けた結果、ようやくオファーを獲得。家主も悩んだ末にそのオファーを受け入れ、現在、各種調査を進めているところです。
果たして契約成立となるのか? それともまた無駄足に終わるのか? 私たち不動産エージェントにとっても、これはまさに本音トークの案件です。
しかし、一つ言えるのは「探せば手頃な価格の商業用物件がある」ということ。しかも商業用物件は、外国人でも購入が可能です。つまり、これを読んでいる日本の皆さんも、投資のチャンスがあるのです。今年前半はマーケットの鈍化が続く可能性があり、特に最初の四半期〜半年間は狙い目といえるでしょう。
2025年の干支は「巳(蛇)」。蛇は脱皮を繰り返しながら成長し、再生する象徴とされています。今までの努力が実を結び、達成へと向かう一年とも言われています。ただ考えているだけでは何も変わりません。そろそろ、ゆっくりでも行動に移すべき時期ではないでしょうか?
一色 良子
Goo Property NZ LTD 代表取締役社長
Arizto Ltd 所属
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