世帯年収950万円・貯金1,500万円の50代夫婦、念願の新築マンション購入で「ここに一生住むんだ」と満面の笑みも…わずか2年後、六畳二間のアパートへの引っ越しを断行したワケ

世帯年収950万円・貯金1,500万円の50代夫婦、念願の新築マンション購入で「ここに一生住むんだ」と満面の笑みも…わずか2年後、六畳二間のアパートへの引っ越しを断行したワケ
(※写真はイメージです/PIXTA)

「いつかはマイホームを」そう思っても、生活や教育資金にお金がかかり、その夢に手が届かないという人も少なくありません。また「老後を迎える前にはせめて」と、年を取ってから念願叶って購入したとしても、思わぬ落とし穴にはまることもあるようです。見ていきましょう。

いつかは欲しいマイホーム…みんなは何歳で買っている?

賃貸がいいか購入がいいか。この論争は永遠のテーマともいえますが、やはり結婚や出産で家族が増えたタイミングなどで「マイホームが欲しい」と考える人は多いようです。

 

実際、世の中の人々は何歳ぐらいで家を購入しているのでしょうか。国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査報告書」によれば、平均年齢は以下のようになっています。

 

物件を購入した平均年齢
・注文住宅…39.5歳
・分譲戸建住宅…37.5歳
・分譲集合住宅…39.9歳
・中古戸建住宅…43.6歳
・分譲集合住宅…39.9歳
・中古集合住宅…43.7歳

 

※国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査報告書」より

 

全体として平均は30代後半~40代前半、中古のほうがやや年齢が上がるという傾向にあるようです。

 

年を取ると返済期間が短くなることから審査が厳しくなると考えられていますし、また、収入が減ってからの住宅ローン返済は負担が大きいため、できれば定年を迎える65歳までに完済するのが理想とも言われています。

 

「どうせお金を払うなら、早いうちに」そう考えて手持ちが少なくても若くして購入に踏み切る人もいますが、家計に余裕が出てきた50代以降で購入する人もいます。

 

世代に関係なく住宅購入は完済するまでは「大きな借金」なのでリスクはあるのですが、年を取ってから購入した人ならではの落とし穴があることは知っておいた方がよさそうです。

 

例えばこんなケースです。

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