〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:久光製薬〈4530〉……前日比+612円(+15.13%)/終値4,656円
【売買材料】
1月9日(木)取引時間終了後、25年2月期の連結業績予想について、売上、営業利益、純利益をそれぞれ上方修正し、これが好感された模様。同社は、国内市場で「ジクトルテープ」、海外市場で「サロンパス」や女性ホルモン製剤「コンビパッチ」「ビベルドット」などが堅調に推移する見通しであることに加えて、円安の影響を考慮した。また、継続的な原価低減活動や返品削減の取り組みの効果、売り上げ構成の変化などによる売上原価率の改善なども寄与するとしている。
2位:Sansan〈4443〉……前日比+246円(+11.19%)/終値2,445円
【売買材料】
1月9日(木)、一般社団法人 日本IT団体連盟が格付けする「サイバーインデックス企業調査2024」において、はじめて1つ星を獲得したと発表。また当日、シード・プランニングが実施した法人向け優良名刺管理サービスの市場動向調査において、同社が売上シェア12年連続1位を獲得したと発表された。
3位:三光合成〈7888〉……前日比+64円(+10.56%)/終値670円
【売買材料】
1月9日(木)、24年上期(6~11月期)連結決算を発表。売上高は前年同期比-0.3%と微減だった一方、営業利益は同+44.7%と大幅増益となったことが好感された模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:GMOインターネット〈4784〉……前日比-80円(-8.72%)/終値837円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社は東証スタンダードからプライムへ市場変更しており、これにともなう買い期待を背景に急上昇していたことから、その反動が続いている模様。
2位:テイクアンドギヴ・ニーズ〈4331〉……前日比-69円(-6.93%)/終値926円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。1月8日(水)取引時間終了後、25年3月期の年間配当を従来計画の20円から40円に大幅増額修正した。翌営業日は株価上昇したものの、この日は戻り売りに押された。
3位:三井金属〈5706〉……前日比-330円(-6.80%)/終値4,524円
【売買材料】
1月9日(木)、同社は機能材料事業説明会を開催。9日付SMBC日興証券のレポートによると、主力の極薄銅箔について、同社が依頼している調査会社と同社の顧客からのヒアリングでスマホパッケージ向けが減少すると予想しており、これが売り材料視された可能性。
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